01月≪ 1234567891011121314151617181920212223242526272829≫03月

逆イールド相場

2022年11月12日
先日CPI鈍化により大きくアメリカ国債金利が下落し、ドル円も大きく調整しました
こちらの定義によりエネルギー(特に石油)関係懸念はありますが、インフレは一先ず落ち着いたと判断します

そこで次のステージとして高金利で高止まる、逆イールド相場について考えます

逆イールド相場

※赤線 3カ月、緑線 20年、黄線 2年

まず定義については個人的な判断で短期金利3カ月、長期金利20年での逆イールドにしました
3カ月としたのはFRBのデータが1カ月の方が短い為です、また20年にしたのはTLTなどで個人的に指標に使っているためです

3カ月-20年で逆イールドが発生した日を初めとして終わりをこちらの記事を参照に3カ月金利下落が大きく下落した日にします
下落した日は恐らくなにかイベントがあったかもしれませんが、開始日は大よその目安にした方が良いかもしれません
調べると2007/8月9日にBNPパリバ・ショックがあった模様

また、データが2回と統計上では参考にならないレベルですが、論理的には説明は出来る為参考にします

期間は1回目が2000/7/22-2001/1/6、2回目は2006/8/7-2007/8/16となり
この期間の各業種を見てみます

・ドル円

逆イールドドル円

2000年の1回目は横ばいから後半上昇、2006年の2回目は上昇していって最後に高値から10%程下落
2007/8/16大きく動いてるけどBNPパリバ・ショックでの影響と思われる

また、逆イールド相場に入る前に大きく調整しております
1回目1カ月、3カ月前、2回目3カ月前
そして冒頭にあった先日のドル円大幅調整、3カ月を見ると2月頃に逆イールド相場となるのですが
FOMCの金利予想を見ると2/1 or 3/22で高止まり予想となっているので重なる部分があります

調整幅は2回ともおよそ10%なので135円位まではさげるかもしれません。

ロジック的に考えられるのはやはり金利上昇相場が終わる事への変化

・WTI原油
逆イールド原油

2000代は上がって下がって元に、2008年は下がって上がって元に
余り大きくは動かないと判断して良いんじゃないかな

・CPI/NAHB住宅

逆イールドCPI住宅

CPIは1回目・2回目共に安定、住宅も横ばいで安定

・個人貯蓄率/住宅ローン延滞率

逆イールド金融関係

個人貯蓄率は横ばいで良いとして、注目は住宅ローン延滞率です
ビジネスローン延滞率も似たような動きなのですが、
延滞率が1回目は上昇転換、2回目は上昇に拍車がかかってきました
ロジック的には金利が上昇して、適用金利見直しで支払い増が要因か
(クレジットローンに関しても1回目は同様だが2回目は横ばい)

・GOLD/20年国債価格(TLT)

逆イールド金国際価格

国債価格は2回目データのみ、金利上昇が終わり底打ちして上昇に見受けられますが終値87.14でほぼ横ばい
GOLDは1回目は下げ2回目は横ばいから少し上昇、終値77.63

・NASDAQ(QQQ)、生活必需品(XLP)

逆イールドテック必需

NASDAQ(QQQ)は1回目ご存じの通りテックバブルが弾けて大幅下落
2回目は利上げ相場18%近くの下落後反発し25%増、1回目も利上げ相場で4割下落後3カ月は反発してた
今回35%程下落で一時的反発可能性はありえそうだがタイミングは難しい

XLP1回目は4カ月前に底打ちし逆イールド開始~終了まで上昇していた
2回目も2カ月前くらいから上昇が加速、金利が高い時に有利なのか?
投資サイクル(下段)を見ても今後は生活必需品・ヘルスケアは強そう
ロジック的には過去は分からないが現在状況ではインフレが落ち着いて生活必需品の原料価格安定により
業績回復の可能性は大いにありえそう、大きくドル安になった場合は輸入で注意かも

・エネルギー/公共事業/金融

逆イールドエネルギー公共金融

エネルギーは1回目最初上がりその後横ばい、2回目は横ばいから後半上昇
う~ん分からない、現在で言えばOPECは良いとして、中国ロックダウン・SPR放出・ロシア制裁の3点を注視して
影響を見極めるしかない、放出止まって制裁・中国回復で上がらなかったら上がらないと判断

公共事業は投資サイクル(下段)を見てもこれから、インフレが収まったとなると
電力・ガス水道など公共系が安定するかも、原材料が上がる必需品系と似たようなロジックか
1回目2回目も最後は少し下げたが基本上昇傾向
逆イールド相場の4~5カ月前に底打ち傾向がありそう
2023/2-3月逆イールド開始と考えると9-10月が底打ち、、、ん?10月13日底打ちか?

最後に金融セクター、正直金融危機があるとパニック売りが出るので持ちたくないですが研究対象に
高金利相場と言う事で1回目・2回目共に上昇傾向です
ただ、終わった瞬間に下落がかなりキツイので要注意か
不動産も見てみましたがボラが不動産激しいですが同じような動きです
現在この2つはコロナ水準以下となり元気がなく、かなり警戒されております。
まあ、リーマンショックの不動産95→21、金融33→5を考えると警戒するよね・・

----------------まとめ--------------------
今から投資対象とするなら原料で苦戦していた必需品・公共事業か
ドル円は135円、もしかしたら120円タッチするかもしれないが
そもそも金利差が縮まったわけじゃないので戻る想定
分析 | コメント(0) | トラックバック(0)
コメント

管理者のみに表示