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【1407】ウエストHD 検証③

2021年03月27日
・2018年10月から現在までの上昇についてです

時価総額:株27235200*735円(10/12)=200億(PER予:5.8) ※2019年度予想:利益34.05億 → 
35405760株*4095円(2021/1/8)=1449億(PER予:11.2)※2021年度予想:利益48.47億
(2009年実利益は2.38億)

ウエストHD2018グラフ2

ウエストHD2018グラフ

2016 業績予想 45746 5253 4893 3180
2017 業績予想 50612 5979 5579 3515
2018 業績予想 43855 3700 3300 2079
2019 業績予想 65420 5739 5239 3405
2020 業績予想 72845 6740 6140 3955
2021 業績予想 80553 8136 7456 4847

2015 実業績 46346 5940 5452 3408
2016 実業績 36997 4968 4787 2687
2017 実業績 32753 2679 2317 1500
2018 実業績 52509 4974 4557 2667
2019 実業績 63904 5864 5425 3632
2020 実業績 61947 7180 6615 4417
2021 実業績

時系列
2014.10.28 自社株買い決定
2015.03.31 油谷風力発電株式会社
2015.11.25 社長1名体制へ
2016.01.26 自社株買い決定
2016.10.01 株式会社日本メガソーラー発電の子会社化
2018.10.12 社長交代
2020.04.18 自社株買い決定
2020.01.31 株式分割および自社株買い

ウエストHD2018資料

ウエストHD2018資料2

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2016年度に関しては8月台風の影響で工期遅れ、体制整備の変更での受注遅れで減
2017年度に関しては改正FIT法による影響で工事が大幅に遅れる、
また、天候不順で造成遅れで翌期に持越し。
ストック型売上のエスコ事業(相手初期費用不要)などの初期費用増加等
ストック型への切り替え時期による売上減。

ウエストHD資料3

2018度は1Q:売上上がってくるも営業利益までは上がらず
2Q:エスコ事業の売上が120.5%増、ただし営業利益は前年から減、
予想との差異は日本卸電力取引所の取引価格が高騰し、仕入れに影響。
3Q:メガソーラー事業系が伸びて営業利益が前年比増、ストック型は2Qと変わらず
4Q:エスコ事業が黒字化、15MW大型プロジェクトが完成でエネルギー事業前期比106.1%増
今後5年間のメガソーラープロジェクトについても230MW、売上が僅かにストック型が上回る。

2019年度予想でストック型ビジネスがフロー型を大幅に上回る予想
ストック型は営業利益1.5倍以上伸びる予定。

2019年度1Q:売上前年比倍近く営業黒字へ、2Q:売上少し増、営業は電力事業の影響で増
3Qも前3Q比で増、4Qは前年比で微増も2020年予想は売上・営業利益共に14%程成長見込み

一気に上昇したのがコロナショック後、丁度3/27に2Q利益1.5倍程の上方修正を出して
コロナ影響無しで、緩和策の影響で買われたのか?
2020年度の業績を見ても3/27以降は個人的には想定内にはなる。

まとめ
ウエストHDについては先見の明があったのか分からないが、前回の3.11と言い新型コロナ緩和と言い
成長していた時に丁度、外部環境が凄く追い風になって伸ばしたイメージです。
勿論、ストック型への切り替えが上手く行えたのがデカいですが、
株価への直接のきっかけはコロナによる大規模緩和で一気に水準訂正が行われ、
年末頃はESG投資などに緩和金が向きそうで、期待で買われたとの結論です。
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