【1407】ウエストHD 検証②
2021年03月24日
・2009年3月から2013/10月までの上昇についてです
時価総額:7856000株*106円(1/14)=8.3億(PER予:1) ※2009年度予想:利益8.04億 →
27220500株*1865円(10/28)=507億(PER予:11.2)※2014年度予想:利益45.2億
(2009年実利益は2.38億)

次に1Q事の四半期決算内容です。


2009 業績予想 20359 1174 1017 804
2010 業績予想 29532 1892 1827 1538
2011 業績予想 26400 1700 1600 1200
2012 業績予想 32400 2030 1810 1030
2013 業績予想 45220 3833 3533 1943
2014 業績予想 73611 8457 8217 4520
時系列
2009.01.14 特別損失
2009.07.21 ヤマダ電機と合弁会社設立
2009.08.11 アイレップと合弁会社設立の協定
2009.10.14 子会社の松本建設業務全停止
2009.11.27 社長交代、旧社長は会長へ
2010.09.28 子会社ハウスケアとLIGITEK PHOTOVOLTAIC CO., LTDで子会社設立
2011.03.29 自己株式(A種優先株式)の取得並びに消却
2011.04.18 Yingli Green Energy Holdingとスーパーツールと業務提携及び合弁会社設立
2012.04.25 スーパーツールとの合弁解消
2013.11.26 社長交代2人体制
------------------------------------
まず、2009年業績予想でPER1とは何て割安だったんだろう、、
実際はPER(来)3.5位だったのだが今では考えられない。
2009年中間まではリーマンからの落ち込みで予想を下回る業績となっていた
その後、5月のドイトとの業務提携や3Qが営業黒字・市場の落ち着きなどで下がり過ぎた
株価が上がって本決算で一度落ち着く、と言うか2010年は下がっている。
そして、その時が来た。。。
2011.3.11に東日本大震災が発生、原子力発電が爆発、
もともとグリーンエネルギーとして自社開発の太陽光エネルギーを行っており、日が当たるようになった。
リーマンからの業績改善などで2011.03.29に本優先株式の配当金(年率6%)を大きく下回る費用での
資金調達が可能になった為、取得・消却。
業績への影響は2011/07/14に発表した3Qからちょこっと乗ってきました、
と、言うのも震災でとどこった新築への太陽光設置などは部材が届かなかったりで遅れていました。
2011/10/14時点で太陽光の伸びは下記位の予想でした

2011/10/14の本決算もそこまで反応は無し、予想は2011期:営業1534→2012期:営業2030 の予想でした。
2012/1Qも前年1Qと比べるそこまで変わっておりませんでした、が内容を見ると
「住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金」に関して想定件数を大幅に上回るペースで申込みが
あったため、平成23年11月1日に当初予算の財源を超えることとなり、11月25日からの補正予算によ
る受付再開までの間、工事の着工及び完成が大幅に遅延いたしました」と記載されてました。
※2012/2Qについてはリンクが誤っていて内容が確認できませんでした。
★2012年7月1日に余剰電力買取制から全量買取制に制度を変更
以降上方修正など業績に乗ってくるのですが、株価水準は直近織り込んでいたのか
2012年本決算でも反応はそこまでしませんでした、ただQonQで見ると4Q単体では売上成長しています、
(2012年度売上:25763百万、営業:1497百万 → 2013年度予想売上:45220百万、営業:3833百万)
大きく反応したのが2013年1月15日1Q決算前後でアベノミクスが開始された時期でもありました。
2013/4/10に上方修正発表、7月に3Q・株式分割発表、高値が2013年度本決算後で内容は
2013年度売上:52745、営業:6440、2014年度予想売上:73611、営業:8457となっています。
・まとめ
初期上昇はリーマンショックからの回復での上昇で、転換期が東日本大震災後の
太陽光全量買取制が始まった事で業績が急上昇してきたのですが、
事前に少し期待買いで上昇はしてました。
しかし、2013年度で予想を超える勢いの業績で本決算までに株価3倍近くに上昇してます。
翌年以降はひと相場が終わったのか、2018年までは調整を続けるようになります。
※こう見ると、コロナ後と似ている様な感じもしました。
両方とも今までの日常が変わった事で、伸びるスピードが急激に加速した印象です。
次回は2018年からの上昇を分析してみます。
時価総額:7856000株*106円(1/14)=8.3億(PER予:1) ※2009年度予想:利益8.04億 →
27220500株*1865円(10/28)=507億(PER予:11.2)※2014年度予想:利益45.2億
(2009年実利益は2.38億)

次に1Q事の四半期決算内容です。


2009 業績予想 20359 1174 1017 804
2010 業績予想 29532 1892 1827 1538
2011 業績予想 26400 1700 1600 1200
2012 業績予想 32400 2030 1810 1030
2013 業績予想 45220 3833 3533 1943
2014 業績予想 73611 8457 8217 4520
時系列
2009.01.14 特別損失
2009.07.21 ヤマダ電機と合弁会社設立
2009.08.11 アイレップと合弁会社設立の協定
2009.10.14 子会社の松本建設業務全停止
2009.11.27 社長交代、旧社長は会長へ
2010.09.28 子会社ハウスケアとLIGITEK PHOTOVOLTAIC CO., LTDで子会社設立
2011.03.29 自己株式(A種優先株式)の取得並びに消却
2011.04.18 Yingli Green Energy Holdingとスーパーツールと業務提携及び合弁会社設立
2012.04.25 スーパーツールとの合弁解消
2013.11.26 社長交代2人体制
------------------------------------
まず、2009年業績予想でPER1とは何て割安だったんだろう、、
実際はPER(来)3.5位だったのだが今では考えられない。
2009年中間まではリーマンからの落ち込みで予想を下回る業績となっていた
その後、5月のドイトとの業務提携や3Qが営業黒字・市場の落ち着きなどで下がり過ぎた
株価が上がって本決算で一度落ち着く、と言うか2010年は下がっている。
そして、その時が来た。。。
2011.3.11に東日本大震災が発生、原子力発電が爆発、
もともとグリーンエネルギーとして自社開発の太陽光エネルギーを行っており、日が当たるようになった。
リーマンからの業績改善などで2011.03.29に本優先株式の配当金(年率6%)を大きく下回る費用での
資金調達が可能になった為、取得・消却。
業績への影響は2011/07/14に発表した3Qからちょこっと乗ってきました、
と、言うのも震災でとどこった新築への太陽光設置などは部材が届かなかったりで遅れていました。
2011/10/14時点で太陽光の伸びは下記位の予想でした

2011/10/14の本決算もそこまで反応は無し、予想は2011期:営業1534→2012期:営業2030 の予想でした。
2012/1Qも前年1Qと比べるそこまで変わっておりませんでした、が内容を見ると
「住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金」に関して想定件数を大幅に上回るペースで申込みが
あったため、平成23年11月1日に当初予算の財源を超えることとなり、11月25日からの補正予算によ
る受付再開までの間、工事の着工及び完成が大幅に遅延いたしました」と記載されてました。
※2012/2Qについてはリンクが誤っていて内容が確認できませんでした。
★2012年7月1日に余剰電力買取制から全量買取制に制度を変更
以降上方修正など業績に乗ってくるのですが、株価水準は直近織り込んでいたのか
2012年本決算でも反応はそこまでしませんでした、ただQonQで見ると4Q単体では売上成長しています、
(2012年度売上:25763百万、営業:1497百万 → 2013年度予想売上:45220百万、営業:3833百万)
大きく反応したのが2013年1月15日1Q決算前後でアベノミクスが開始された時期でもありました。
2013/4/10に上方修正発表、7月に3Q・株式分割発表、高値が2013年度本決算後で内容は
2013年度売上:52745、営業:6440、2014年度予想売上:73611、営業:8457となっています。
・まとめ
初期上昇はリーマンショックからの回復での上昇で、転換期が東日本大震災後の
太陽光全量買取制が始まった事で業績が急上昇してきたのですが、
事前に少し期待買いで上昇はしてました。
しかし、2013年度で予想を超える勢いの業績で本決算までに株価3倍近くに上昇してます。
翌年以降はひと相場が終わったのか、2018年までは調整を続けるようになります。
※こう見ると、コロナ後と似ている様な感じもしました。
両方とも今までの日常が変わった事で、伸びるスピードが急激に加速した印象です。
次回は2018年からの上昇を分析してみます。
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