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【4174】 アピリッツ 2023期

2023年04月01日
※銘柄を勧めてる訳ではなく、個人的な銘柄勉強の為に記載してます。投資は自己責任です

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2023-4174-2.png

※空売り機関
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・株主/子会社

ITソリューション会社。Webソリューション事業(AWSシステム開発、デジタルマーケティング支援、ECソリューション、スマホアプリ開発、セキュリティ診断)、オンラインゲーム事業(開発)を営む。Webソリューション事業は顧客企業のECサイトやWebシステムの企画・開発・保守、Webマーケティングやセキュリティ対策までを一貫して支援。AWS関連はAWSの環境構築、データ移行設計、ビジネス要件、AWSサービスの最適化、AWS移行に伴うプログラムの最適化、システム開発向け要件定義・設計・製造までをサービス提供。オンラインゲーム事業は自社ゲーム開発、パートナー企業名で提供されるゲームの受託開発(企画から開発・運営を請け負う「パートナーゲーム開発」)。その他、デジタル人材育成派遣事業としてゲーム開発企業への「クリエーター人材派遣」を展開(受託・セカンダリー市場が中心)。2019年トライフォートからゲーム「演義シリーズ」運営を譲受。主要取引先はマーベラス、Google Inc、Apple Inc。
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・グラフ/会社資料

ストック・オプション(新株予約権)の発行に関するお知らせ

1. 特に有利な条件により新株予約権を引き受ける者の募集をする理由
当社の執行役員、従業員及び当社の子会社の取締役(当社取締役を除きます。)に対して、当社の企
業価値の持続的な向上を図るインセンティブを付与すると共に、株主の皆様と一層の価値共有を進める
ことを目的として、ストック・オプションとして新株予約権を無償で発行するものであります。
2. 本株主総会において決定する事項に基づいて募集事項の決定をすることができる新株予約権の数の上限
本議案承認の日から 1 年以内の日に発行する新株予約権の数は 800 個を上限とし、新株予約権を行使
することにより交付を受けることができる株式の数は、当社普通株式 80,000 株を上限とし、具体的な配
分につきましては、本株主総会終結後に開催される当社の取締役会において決定することとします。
ただし、上記の上限数は割当予定数であり、引受けの申込みの総数が上記の総数に達しない場合等、
割り当てる新株予約権の総数が減少したときには、その新株予約権の総数をもって発行する新株予約権
の総数とする他、新株予約権の目的となる株式の数が調整された場合には、調整後の新株予約権の目的
となる株式の数に新株予約権の上限数を乗じた数を上限とします。

当社グループは「ザ・インターネットカンパニー」というビジョンのもと、「セカイに
愛されるインターネットサービスをつくり続ける」をミッションに掲げ、その実現に向けてWebソリューション事
業・オンラインゲーム事業・デジタル人材育成派遣事業を展開し、DXの追い風のもと収益拡大を図っております。
オンラインゲーム事業においては、2021年8月に運営移管した「けものフレンズ3」及び2022年6月に運営移管し
た「アルカ・ラスト」について、当初計画した2年間での投資回収については、期間内での回収が難しいとの判断
に至ったため、40,821千円の減損損失を計上しております。このうち「けものフレンズ3」については減損により
のれんの負担が無くなるため、今後の運営計画においては利益確保が見込める事から運営を継続してまいります。
また、当社グループが成長戦略として掲げるM&A戦略も積極的に実施し、2022年1月にファンコミュニティサイト
の企画・開発・運営事業を手掛ける株式会社ムービングクルーを、2022年7月にIT人材派遣事業及びWEB制作を手掛
ける株式会社Y'sをそれぞれ完全子会社化し、デジタル人材の確保・育成と事業領域の拡大に取り組んでおりま
す。なお、第2四半期連結会計期間より、デジタル人材育成派遣事業を新たなセグメントとして区分し、デジタル
人材不足の社会的な課題に対するソリューションとなれるよう取り組んでおります。
以上の結果、当連結会計年度における業績は、売上高7,323,080千円(前年同期比52.7%)、営業利益462,783千
円(前年同期比98.4%)、経常利益445,145千円(前年同期比102.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益210,206
千円(前年同期比92.5%)となりました。
当連結会計年度におけるセグメント別の業績は次のとおりであります。
なお、第2四半期連結会計期間より、セグメントを従来の「Webソリューション事業」「オンラインゲーム事業」
に、新たに「デジタル人材育成派遣事業」を加えた3つのセグメントに変更しております。詳細は、「3.連結財
務諸表及び主な注記 (5)連結財務諸表に関する注記事項 (セグメント情報等)」の「1 報告セグメントの概
要(3)報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。また、前期との比較は変更後の報告セグメン
トに組替えて行っております。
なお、売上高及びセグメント利益は、期首にセグメント変更があったものとみなして算定しております。
① Webソリューション事業
Webソリューション事業においては、顧客のニーズに合わせたサービス設計から開発・保守までの一連の流れで業
務を請け負うことによりロイヤリティループを形成し、継続受注や複合サービスの提供案件を順調に伸ばすことが
できました。また、顧客のDX化を実現するパートナーとして新規案件の獲得にも積極的に取り組み、Webソリューシ
ョン事業全体の業績は順調に推移してまいりました。
この結果、当連結会計年度における売上高は2,876,925千円(前年同期比33.6%)、セグメント利益は837,253千
千円(前年同期比50.9%)となりました。
② オンラインゲーム事業
オンラインゲーム事業は、「自社ゲーム開発」においては、既存タイトルの各種イベント等により売上維持に努
めてまいりました。また、「式姫Project」の新作ゲームタイトルの開発も並行して進めております。「パートナー
ゲーム開発」においては、他社ゲーム開発の受託開発および運営保守ならびに運営移管したゲームの運営を行って
まいりました。特にかねてより開発及び運営を行っておりました大型のゲームタイトルである「UNI'S ON AIR(ユニ
ゾンエアー)」につきましては、移管も完了し、新たな運営体制へ移行しております。
この結果、当連結会計年度における売上高は3,218,695千円(前年同期比45.0%)、セグメント利益は145,240千
円(前年同期比△5.0%)となりました。

③ デジタル人材育成派遣事業
デジタル人材育成派遣事業は、これまで「Webソリューション事業」及び「オンラインゲーム事業」の両セグメン
トに含まれておりました、デジタル人材派遣事業の機能及び2022年7月に完全子会社化した株式会社Y'sを統合し
て新たに立ち上げた事業です。昨今のDX化に見られるように、急速に進むデジタルビジネスの進展とそれを支える
デジタル人材の需給ギャップは構造的な問題となっており、課題とされているデジタル人材不足に対するソリュー
ションとして、機動的に対応できるように新たなセグメントとして区分いたしました。
派遣人員の採用及び教育を戦略的に行い、質の高いデジタル人員を顧客に提供できた結果、当連結会計年度にお
ける売上高は1,227,459千円(前年同期比190.9%)、セグメント利益は94,618千円(前年同期比61.9%)となりま
した。

今後の見通し
今後のIT市場は、引き続きDXの取組みの強化・拡大による大きな変革期にあり、クラウド、AI、IoT、ビッグデータ
等へのIT投資意欲は依然として高く、市場は今後も拡大していくと予測しております。
また、DXの進展に伴うデジタル人材の需要は高まる一方、今後さらにIT技術者の不足は深刻さを増していくものと
考えられます。当社グループといたしましては、ITを通じて経営改革を推進していく企業の多様化するニーズに対し、
グループシナジーを活かして積極的に支援し、ソリューションを提供することで顧客からの高い支持が得られるよう
に努めてまいります。
(Webソリューション事業)
Webソリューション事業においては、企業の業務改革への意識の高まりとともにIT投資への流れは継続すると予想さ
れ、ECサイトやWebシステムの企画、開発、保守に加え、Webマーケティングやセキュリティ対策までの工程を一貫し
て請負う「ワンストップソリューション」の提供に注力し、引き続き顧客のデジタル化への要望に応えてまいりま
す。また、エンターテインメント領域に強みがある子会社の株式会社ムービングクルーとのシナジーにより、更なる
顧客層の拡大に努めてまいります。
セグメント売上については、3,539百万円を見込んでおります。

(オンラインゲーム事業)
オンラインゲーム事業においては、大型ゲームタイトルの運営移管の経験を活かして、共同運営や大型運営移管及
び運営受託の新規プロジェクト獲得につなげ、着実に売上高を積み上げてまいります。既存ゲームタイトルについて
は、人材配置の最適化、外注費等のコストコントロールにより利益を確保し、オンラインゲーム事業の持続的成長を
目指してまいります。
セグメント売上については、3,070百万円を見込んでおります。

(デジタル人材育成派遣事業)
デジタル人材育成派遣事業においては、国内におけるデジタル人材の需要は引き続き旺盛であることを背景に、事
業拡大を推進できる見通しです。子会社の株式会社Y'sと共に他社とは異なる採用・育成戦略、派遣後も徹底した就
業フォロー、コーチングを行う事により、当社グループとして引き続き質の高いデジタル人材を派遣してまいりま
す。
セグメント売上については、2,124百万円を見込んでおります。
また、M&Aについても引き続き積極的に検討し、各セグメントの事業拡大を目指してまいります。
この結果、翌連結会計年度(2024年1月期)の連結業績の見通しにつきましては、売上高8,734百万円、営業利益
550百万円、経常利益545百万円、親会社株主に帰属する当期純利益327百万円を計画しております。
また、上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、
今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。今後の業況変化等により、業績予想の修正
が必要になった場合は、速やかにお知らせいたします。

2023-4174-資料1
2023-4174-資料2
2023-4174-資料3

2023-4174-資料4

■質疑応答内容
(Web ソリューション事業について)
①問い合わせはインバウンドで好調とのことだが、取引社数はどの程度で推移しているのか?

Web ソリューション事業における取引社数は、2023 年 1 月期は平均 167 社(前年度は 145 社)です。
取引社数は、単価や開発規模に差があるため、一概に多ければ良いというわけではありませんが、安定
的な収益を見込める既存取引先と、新たな領域を開拓する新規取引先、そして単価のバランスを見なが
ら受注します。
②インバウンドでの問い合わせで現在の売上高を形成しているとのことだが、3Q に比較して4Q の問
い合わせ数は減少している。理由は? 取引社数はどの程度で推移しているのか?

4Q の問い合わせ数は 3Q と比較して減少しておりますが、こちらの原因は、市場環境悪化等によるも
のではありません。受注に関しては、現時点ではさばききれない件数の問い合せを頂いております。今
後も広告宣伝費の投入バランスを調整しつつ、インバウンドから売上を確保します。

③データマーケティング部、ファンコミュニティサービス部が新設されている。それら部署を設けた狙
いは?
データマーケティング部の機能は、SaaS とグーグルアナリティクス支援です。もともと、既存の部署で
ある「デジタルエクスペリエンス部」の機能として「1.SaaS」、「2.デジタルマーケティング支援」、「3.
グーグルアナリティクス支援」「4.デザインプランニング」の 4 つがインクルードしていました。
このため、それぞれの強みを生かし、シンプルな組織運営とするために、部署を新設した次第です。以
下のような棲み分けとなります。
「データマーケティング部」=SaaS・グーグルアナリティクス支援
「デジタルエクスペリエンス部」=マーケティング・デザインプランニング
ファンコミュニティサービス部は、2022 年 12 月に取得した完全子会社のムービングクルー社を元にし
ています。ムービングクルー社は、ファンコミュニティサービスの開発運営を強みとしており、アピリ
ッツとのシナジーを今後さらに醸成することを見据え、子会社事業との連携を推進するために新設しま
した。

④市場環境は活況で、年間問い合わせ件数も受注平均単価も上昇傾向にある、2024 年 1 月期もこのト
レンドが継続すると見込んでいるか?
世の中の DX 推進の機運は継続しているため、市場環境は 2024 年 1 月期においても同様であると見込
んでいます。受注平均単価は、案件の大型化に伴い順調に伸びています。引き続き、リソース配分や受
注後の継続性等を勘案し、単価引き上げを進めます。

⑤2022 年下半期は、画像生成やテキスト生成などの生成系 AI を活用したツールが相次いで公開された
が、アピリッツはこのトレンドに対して言及していません。堅調に推移する Web ソリューション事業
も、見方によってはこのトレンドに乗り遅れているように受け取れる。アピリッツはチャットボットを
やっているが、なぜ多くの人が注目している分野に触れないのか?
仰るとおり、当社はチャットボット事業をやっています。また、メタバースに関しても基礎技術を持ち
ます。AI 活用については、社長や経営陣を交えて全社的に議論を開始したところです。
しかしながら、発表に足るものが現在はなく、また現時点でその事を公表することは当社のスタンスと
も反するため、現段階では AI 活用に関して言及していません。
「メタバースやブロックチェーンをやります」とリリースのみ行い、その後進捗しない企業等も散見さ
れます。当社としてはそういったフェーズでリリースすることはしたくないというスタンスのもと、言
及していない側面もあります。

(オンラインゲーム事業について)
①2023 年 1 月期3Q から売上高が減少している。理由は?
2023 年1月期 3Q は『けものフレンズ3』『ユニゾンエアー』『ゴエティアクロス』の3タイトルの「周
年イベント」と重なっていました。これは売上が大きく増加するタイミングです。このため、3Q が特
殊要因にて売上高が大きいことになります。従いまして、4Q の売上高減少は通常運営時と変わらず、
運営に何か問題が生じたわけでもなく、計画どおりです。

②2023 年 1 月期4Q はユニゾンエアーの外注費低減は想定どおりで、既存タイトルの原価低減が苦戦
とあるが、具体的にはどういうことか?

既存タイトル運営の効率化(人員縮小や外注費低減)が想定よりも対応できていないことによります。

③オンラインゲーム事業は利益率があまり高くないようだが、コンテンツの当たり外れもあり利益貢献
が読みにくい。今後の事業への取り組みについての考えを知りたい。
現在のオンラインゲーム事業の方針は、次のとおりです。
1.自社ゲームと運営移管ゲームで成長性を目指す
2.ゲームのヒットに関わらず安定的に収益貢献できる「受託開発」や「受託運営」で事業全体のボラテ
ィリティを抑える
さらに、オンラインゲーム事業の収益状況によっては人員を人材育成派遣事業へ流動させることによっ
て、全社として収益性を確保できるポートフォリオとしています。短期的にはこれを継続する方針です。

④開発中の新作(式姫プロジェクト)の開発コストは決算短信のどこに計上されているのか。連結貸借
対照表の無形固定資産:その他?
『式姫プロジェクト』の開発コストは、固定資産ではなく販管費の研究開発費として計上しています。
社内で最終リリース版の開発に移行してからは、固定資産のソフトウェアの仮勘定へ計上され、本番リ
リース時にソフトウェアへ計上されます。本件は会計監査人との協議の結果、以上のような処理としま
した。
⑤ゴエティアクロスのファンブックやアクリルフィギュアの販売も実現している。今後、これらを拡大
するのか?また NFT などへの展開は考えているか?
『ゴエティアクロス』のグッズ販売が実現しましたのは、ユーザー様や株主様からの意見のフィードバ
ックによるものです。現時点では、収益に大きな影響のあるものではなく試験的なものですが、今後、
選択肢として検討していく事項と認識しております。
『けものフレンズ 3』のユーザーからも、同様の意見を賜りました。こちらは、版元様と製作委員会も
いらっしゃるため、当社だけで判断できるものではない点と、利益面を考えると、慎重に検討を進める
べきかと考えています。
⑥『けものフレンズ3』で減損を行っている。また、キャッシュベースではのれん代金を 2 年間で回収
済みとのことだが、全社費用までは回収できていないということか? そして、減損を行ったにも関わ
らず、運営を継続するのはなぜか。
ご認識のとおりです。減損は、純粋なのれん費用と全社費用(管理部門のコスト等で事業運営には直接
関係ないコスト)も含めて判定を行います。当初運営移管時には、2 年間(24 ヶ月)で全社費用も含め
て全額回収できると見込んでいましたが、期末時点での回収が難しいと判断
し、来期の償却負担を減ら
すために減損処理を行いました。
しかしながら、運営によるキャッシュベースでは順調であり、運営を継続することで、さらなる収益が
見込めるため、継続を決定しました。
(※なお、なぜ 3 年や 4 年でなく 2 年間で回収する見込みを立てたのかは、監査法人との協議を経て 2
年間としておりました)

(人材育成派遣事業について)
①子会社を M&A してから事業成長は堅調で、派遣事業が主体なので採用が肝になると思う。具体的に
どのような採用手法なのか?
子会社の Y's 社の採用手法は、主に Wantedly などの採用メディアを利用したダイレクトリクルーティ
ングと大手採用メディアの利用のハイブリッドです。その他の手法としては、リファラル採用、勉強会
イベント、SNS(インスタグラム・TikTok など)があります。
特に、採用候補者一人ひとりと熱心に向き合う Y's 社の独自ノウハウと「全員人事」という Y's 社なら
ではのカルチャーを活かし、Wantedly の採用効果を最大化させたダイレクトリクルーティングが好調
です。
Y's 社の Wantedly 記事
https://www.wantedly.com/companies/ysinc
②子会社の Y's 社は 2024 年 1 月期においては通期で業績寄与すると思うが、どの程度の成長性を見込
んでいるか?
昨対比で約 130%程度の成長性を見込んでいます。
(業績予想について)
①オンラインゲーム事業では、運営移管の獲得は見込まず、また Web ソリューション事業では M&A を
見込まない上での業績予想となっている。だが、成長戦略としては、新規運営移管プロジェクトや M&A
が想定されている。これはどう捉えれば良いのか。
ご認識のとおり、オンラインゲーム事業の業績予想では「運営移管」は見込んでいません。また、Web
ソリューション事業においても、M&A 等は見込んでいません。これは業績予想策定時に不確定な事項
は見込まないという当社方針によるものです。
しかしながら、成長戦略にあるとおり、Web ソリューション事業においては M&A、オンラインゲーム
事業においては運営移管を継続していく方針に変わりはありません。実現に向け、活動を進めておりま
す。確定した場合は速やかに業績予想の修正を行います。

②上期は、M&A した Y's が期初から連結することなどにより大幅にアップすると思うが、下期は 7%程
度の昨対成長である。Web ソリューションが好調なのであれば、もっと成長してもおかしくないと思う
が、なぜこの見込としたのか?
2023 年 1 月期の上期は、Y's 社の連結が 7 月(上期最終月)であることから、大幅アップしました。そ
して、オンラインゲーム事業における『ユニゾンエアー』の運営移管は 9 月(下期)に実施しました。
このため、昨対比で比較すると、上期比較では前年比が大きく上がりますが、下期比較では7%程度
なります。
また、オンラインゲーム事業の業績予想では、新規の運営移管タイトルや開発中の新作ゲームのリリー
ス時期延期により、既存タイトルと既存案件のみでの業績予想を見込んでおり、2023 年 1 月期とほぼ
横ばいの見込みであることから、全社連結業績予想では下期は 7%程度の成長見込みとしました。
なお、ご認識のとおり Web ソリューション事業(昨対比で約 120%)と人材育成派遣事業(昨対比で約
130%)と、いずれも2桁成長を見込んでいます。

(成長戦略について)
①M&A の今後の予定や方針を知りたい
Web ソリューション事業は市場環境も活況であることからオーガニック成長を続けています。さらに、
M&A を連続的に行うことで、収益規模の拡大とデジタル人材の確保を実現し、これを成長戦略と位置
づけています。
オンラインゲーム事業は受託開発や受託運営といった安定的収益を基盤に、他社からの運営移管などで
収益規模の拡大を見込んでいます。人材育成派遣においても、M&A による成長を見込んでいます。
過去2年間での M&A および運営移管の実績は下記のとおりです。
(Web ソリューション事業)
M&A1社
株式会社ムービングクルー社(2021 年 12 月)
(オンラインゲーム事業)
運営移管3件
『けものフレンズ3』(2021 年 8 月)
『アルカラスト』(2022 年 6 月)
『ユニゾンエアー』(2022 年 9 月)
(人材育成派遣事業)
株式会社 Y's社(2022 年 7 月)

②M&A の進捗状況は?
具体的な案件に言及することはできませんが、対象となりうる企業のリストアップとアプローチは常に
行っています。具体的な決定事項などが出た場合は、速やかに適時開示にて開示します。
(株主還元方針について)
①配当性向が 2022 年1月期は 17.6%、2023 年 1 月期は 19.1%となっている。2024 年 1 月期の配当予
想における配当金は、通期 12 円で増配ではあるものの、配当性向としては 14.8%と下がった。還元方
針では 30%を目指すとある。配当性向が下がっての配当予想の背景は?
仰るとおり、配当予想では配当性向が過年度と比較すると下がっています。株主還元と人的資本投資、
内部留保(成長戦略への投資)のバランスを勘案し、無理なく安定的かつ業績を反映させた増配継続の
観点から、今回は 12 円としました。

(その他)
①同業他社と比較して ROE は高いか?
「高い」とは決して言い難いですが、「低い」との認識はないです。
「持続的成長への競争力とインセンティブ ~企業と投資家の望ましい関係構築~ 」プロジェクトの「最
終報告書」、いわゆる「伊藤レポート」が経済産業省より公表されています。
https://www.meti.go.jp/policy/economy/keiei_innovation/kigyoukaikei/pdf/itoreport.pdf
この伊藤レポートでは「今後グローバルな投資家との対話の際には ROE8%超を意識することが重要」
「日本企業は最低限 8%を上回る ROE をコミットすべき」と提言されています。当社の ROE は、2023
年 1 月期末は 10.4%です。
当然ながら、企業の事業の資本コスト水準はそれぞれ異なる事実はありつつも、まずは最低限の8%は
超えているため、今後は資本コストを更に上回る水準をキープするように邁進します。

②プレミア市場においても PBR1倍割れが散見される中で、アピリッツは2倍近くある。今後プレミア
市場への変更を視野に入れているのか
プレミア市場へのステップアップは、もちろん視野に入れています。現時点ですと形式基準である株主
数や流通株式数等は形式基準を満たしていますが、時価総額 250 億円以上にはまだ届いていません。ま
ずは事業規模拡大と実績のトラックレコードを積み重ね、市場での評価を得られるよう邁進します。
③海外開発拠点を移すなどの構想はあるか? また海外人材の活用についての考えを知りたい
現時点で海外へ開発拠点を移す構想はありません。しかしながら、海外でのエンジニア活用などは今後
考えるべき重要な検討課題であると思っています。
④勤続年数が比較的に高いようには思えない。教育して育成してもキャリアアップの踏み台にされてし
まうように感じる。対策を知りたい
前提として、毎年新卒を採用しているため、平均勤続年数は低くなってしまう傾向があります。教育コ
ストをかけ育成し1人前になった人材が転職することで、戦力の低減や教育コストを回収できないリス
クに対しては、労働環境の整備、賃金制度の見直し、各種資格支援への補助の整備を上場より継続して
います。労働環境・キャリア形成・給与水準の観点で長期に勤続してもらえるよう制度を整えています。
⑤独立役員候補の方のバックグラウンドを知りたい。また、積極的に独立役員を増やしている背景は?
独立役員候補は正能茉優氏と北上真一氏の 2 名です。
正能茉優氏は、慶應義塾大学総合政策学部在学中に小布施若者会議を創設し、地域活性化に寄与したほ
か、株式会社ハピキラ FACTORY を創業、女性目線・若者目線で地域商材のプロデュースを行っていま
す。また、ミレニアル世代の世代論、組織論の分野にも明るく、これらの知見や多様な経験に基づいた
客観的かつ時流に沿った立場からのご意見が期待されることから、同氏を新たに社外取締役候補者とし
て選任しました。
北上真一氏は、JTB グループ企業の要職を歴任し、ウェブ開発や e コマース事業をけん引したほか、静
岡県立大学経営情報学部ならびに大学院経営情報イノベーション研究科の特任教授として観光学の研
究に従事した経験を有しています。これらの知見とインターネットビジネスにおける経営経験を活かし、
当社の経営に対して有益なご意見やご指導を頂けるものと判断して、同氏を新たに社外取締役候補者と
して選任しました。

前質疑応答

■質疑応答内容
(Web ソリューション事業について)
①Web ソリューション事業の市場環境が活況であることについて、来期以降はどう見ているか?
国内の民間 IT 投資市場の規模は 2021 年で約 13 兆円と今後もデジタル化や DX の波は継続す
ると見込まれています。現在もリードは問い合わせから順調に獲得できています。コロナ禍におけるデ
ジタルシフトや政府の DX 指針の発表によってデジタルシフトの潮流は活況でしたが、with コロナの段
階においても衰える傾向は見られません。当社としては来期もこの傾向が続くと見込んでいます。
(2023 年 1 月期第 3 四半期決算説明会資料 P.51 参照)

(オンラインゲーム事業について)
①オンラインゲーム事業における外注費は、今後も増えるのか?「一時的に増加」というのは、具体的
にどのくらいの期間を見込んでいるのか?
2Q に『ユニゾンエアー』の共同運営権を獲得し、10 月より完全に当社へ運営権が移っています。熱狂
的なユーザー様がいるゲームですので、移管後に運営上で何か問題が発生しますとユーザー様が離れて
しまい、中期的な業績にも影響が出る恐れがあるため、進捗を慎重に勘案しながら外注費をかけて対応
しています。時期は言及できませんが内製化を進めコスト低減とともに安定稼働を実現できるよう進め
ていきます。

(人材育成派遣事業)
①人材育成派遣での採用状況はどうか?
現在は順調に採用を進めています。また、採用した人員を教育して派遣する事業なので成長の源泉は
人員数(採用)であるため、更に採用を加速させていきたいと思います。

②人材育成派遣事業の 2Q から 3Q の売上増加は、大型案件の受注によるものなのか?
こちらは資料がわかりづらく申し訳ありません。
Y's社が M&A にて連結子会社になったのは当社 2Q(5 月〜 7 月)の 7 月です。このため、2Q におけ
る売上・収益貢献は 1 ヶ月のみでした。3Q(8 月〜 10 月)は 3 ヶ月分の売上・収益が加算されている
ため、大きく増加しております。
(2023 年 1 月期第 3 四半期決算説明会資料 P.34 参照)

(成長戦略について)

①M&A の戦略や基本方針について教えてください
Web ソリューション事業においては同領域の会社を買収していく方針です。なぜなら、既存事業の市
場環境は活況であるため、まだまだ事業規模拡大ができると見込んでいるからです。同領域の企業を買
収し、売上や優秀なデジタル人材を取り込むことで、顧客層の拡大や人員・ノウハウの循環がスムーズ
に進むことを想定しています。
(2023 年 1 月期第 3 四半期決算説明会資料 P.38 参照)

②既存事業の拡大につながるような M&A は来期以降も続けるつもりか?
はい、継続していく方針です。既存事業は過去 10 年の年成長率平均が 116%程度と安定的に成長して
おります。しかしながら、「開発」が伴う事業を軸であるため人員数がこのままでは、大きな成長を行う
ことは難易度が高いです。そこで既存事業と同領域を営む企業を M&A することでデジタル人材の確保
とともに成長率を引き上げていきたい方針です。
(2023 年 1 月期第 3 四半期決算説明会資料 P.37 参照)

③M&A した 2 社の業績推移はいいのか? 悪いのか?
買収時よりも業績は上向いています。
ムービングクルー社は、売上は横ばいですが営業利益が改善しています。また、Y's 社に関しては、売
上・営業利益ともに成長しています。また、人員の流動やその他の施策によって、少しずつですがシナ
ジーも出ています。
(2023 年 1 月期第 3 四半期決算説明会資料 P.40、41 参照)

(株主還元方針について)
①株主還元策の基本方針を教えてください。
配当については、安定的かつ業績を反映させた増配の継続を目指すことに加え、資本収益性向上への
取り組みの結果として発生した余剰資金を利用して、経営を取り巻く諸環境等を踏まえ、機動的に自己
株式の取得を行うことも選択肢とします。配当や自己株式所得等の総還元性向 30 %を目標としていま
す。
(2023 年 1 月期第 3 四半期決算説明会資料 P.42 参照)

(その他)
①退職率を低く抑えるための施策は行ってますか?
従業員の価値観が多様であるため、それに合わせて、給与面、評価制度面、教育面、福利厚生面などさ
まざまな面で施策を行っています。具体的には、ミッショングレードを明確に定めた評価制度、一定の
条件を満たして働き方の自由度を上げる制度、お客様のサービス開発時にオーナーとして稼働する者へ
の評価制度や、フレックスタイム制度、メンター制度、社内公募などを実施しています。さまざまな価
値観を持つ従業員がいるため、個人で働き方を選択できるように今後も拡充していきます。

②産休、育休等の制度、また復帰しやすい取り組みなどはありますか?
一般的な企業で導入されている制度等は網羅しています。産前産後休暇、育児休暇、また復帰後の柔軟
な働き方のための時短勤務制度やフレックス制度などがあります。まだ平均年齢が 31.8 歳で、全社員の
うち 6 割程度が 20 代の若手であるため、これら制度の対象人数は少ないですが、今後の未来のため整
備しています。
(参考社内メディア:https://spirits.appirits.com/role/manager/18231/)

③20 代の若手社員が多いとのことだが、教育はどのようにおこなっているのか?
スキル面に加え、メンタル面への考慮もしています。
当社内にはさまざまな開発プロジェクトがあり、そこにアサインすることで経験値を積むことができ
ます。またエンジニア・コンサル・デザイン・マーケティングなど、内製化している職種は多岐にわた
り、それぞれの職種同士の関わり、知識の蓄積と共有による学習循環を作るよう進めています。単一サ
ービスを営む事業者の社員よりも多様な経験を積むことができると自負しています。
社内勉強会の開催、プロジェクトワークショップ、社内外研修受講、キャリア形成に役立つ資格取得を
報奨金で支援する制度、向学のための書籍購入制度など、施策は多岐にわたります。
また、メンター制度によって、いつでも相談しやすい環境づくりや、1on1 によってメンバーが最適な
難易度のプロジェクトにできるだけアサインされるような配慮も続けています。
ただし、「もっとこうしてほしい」といった社員の要望はまだまだあります。これからも教育について
は意見を取り入れて進化させていきます。

④23 新卒は何人ほど入る見込みか?エンジニアが中心なのか?
来年入社予定の新卒内定者は現時点で 61 名になります(2022 年 12 月)。
今年度は 45 名であり、16 名の増員になります。また、職種はエンジニアが中心ですが、新卒であるた
め、入社後に本人の適正や希望を勘案しながら、それぞれの職種に従事してもらうことになります。

⑤直近の 3Q での営業利益が前年同期比 2.5 倍になったのに、上方修正が無かったのはなぜですか?
当社は、今期業績予想を 6 月 30 日に発表しました。連結で売上高 70 億、営業利益 4.5 億としていま
す。昨対比では現時点では大きく増収増益ですが、現時点では上方修正することは見込めていません。
当然ではありますが、大きく業績予想を上回るもしくは下回る場合は、適時開示のルールに沿って速や
かに開示します。

⑥3Q 決算発表後の株価の下げの理由は?
株主の皆様にはご心配をおかけしておりますが、株価はあくまで投資家間による株式の需給
により決定されるものであり、また金融市場の影響等を受けることもあり、複合的に決定されると認識
しており、要因を特定することが困難です。
しかしながら、当社株式の需要をより一層高めるために、当社事業の売上拡大をはじめとする企業価
値向上の施策と IR 活動を、積極的かつ継続的に行います。

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・感想

株価は1000前後で変わらないが
ストックオプションを頻繁に行っている
3/28 80000株
7/22 9600株
5/19 70400株
3/28 80000株
他取締役に年間2億支払い+58000株年間

何となくPERが低いのがここら辺が要因かも
スターティアとちょっと要因は違うがイメージは同じ感じか

インバウンド向け含め順調そうだが下期偏重で1Qが下がる事を考えると
取り敢えず1Q見てからかな
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