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手法別流動性影響度

2023年08月29日
現在はモメンタムでの取引が多いですが
市場や各手法によってどの位から流動性に影響が出てくるのか
考えて見ようと思います。
勿論手法内でも期待値が高い人などは流動性をカバーでき、
資金的に未知な部分も多くなるのであくまで参考レベルで、と考えてます

また、流動性の影響は複利から単利への切り替わり影響が出てくる
タイミングを想定しております。

日本シストレ(一般)
日本中小型株スキャ・デイトレ

~1億~

日本中小型決算モメンタム(LS含む)
大型株スキャ(テスタさんの発言から)

~10億~

日本中小型長期(数年)投資
日本大型決算モメンタム投資
US中小型決算モメンタム
日本中小型株セクター投資(1-2年)

~100億~

日本大型長期(数年)投資
US大型決算モメンタム
US中小型長期(数年)投資
日本大型株セクター投資(1-2年)
アメリカ中小型株セクター投資(1-2年)

~1000億~

US中大型長期(数年)投資
アメリカ大型株セクター投資(1-2年)

~1兆~

世界超大型銘柄長期投資
大型10年以上の超長期投資

-------------------------------
取引期間が長くなると試行回数が少なくなって
PDCA回しづらくなるので、理想は期間短めの分散を考えてます

最終的には世界的な相場サイクルを利用した
セクター投資になるのかな~
個別のミクロでの投資よりセクターだとバスケット買い(商社買いなど)が出来るので
流動性は最高クラス、一番の問題はマクロ経済がある程度分からないと厳しい

ミクロは決算調べれば何とかなりそうだが、マクロは何勉強するの?
ってイメージだからなぁ
政策金利はもちろんの事他の指数も色々調べて過去セクターとの
比較などで挑戦していくしかなさそうだなぁ
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成長グロースへの気づき

2023年03月18日
先日バリューが売られグロースが買われると言った
流れが続いておりボロボロにやられました。

そこで買われる基準を自分なりに考えて見ます
今までは成長バリューか配当利回り、売上中身変化などがメインでした
もう一つ武器を増やすために成長グロースも考えます

そもそも何であそこまでPER50~100とかの数字がついているかと言うと
個人的結論としては成長角度の違いから業種での市場規模はあるにせよ許容PERがある程度
目安があるのではないかと考えました、下記いくつか事例をあげます

・PER10 売上営業利益成長0%
・PER15 営業利益成長10%、1年後PER13.6、2年後PER12.4、3年後PER11.2
・PER20 営業利益成長20%、1年後PER16.6、2年後PER13.8、3年後PER11.5
・PER25 営業利益成長30%、1年後PER19.2、2年後PER14.8、3年後PER11.3
・PER30 営業利益成長40%、1年後PER21.4、2年後PER15.3、3年後PER10.9
・PER35 営業利益成長50%、1年後PER23.3、2年後PER15.5、3年後PER10.3
・PER70 営業利益成長100%、1年後PER35、2年後PER17.5、3年後PER8.75

前提でこの成長率が継続すれば3年後よりグロース側の方が良いのは明らか
では成長率が5%もしくは1割のどちらか大きい方で減少していくと仮定する

・PER10 売上営業利益成長0%
・PER15 営業利益成長10%、1年後PER13.6、2年後PER12.9、3年後PER12.9
・PER20 営業利益成長20%、1年後PER16.6、2年後PER14.5、3年後PER13.1
・PER25 営業利益成長30%、1年後PER19.2、2年後PER15.4、3年後PER12.8
・PER30 営業利益成長40%、1年後PER21.4、2年後PER15.8、3年後PER12.2
・PER35 営業利益成長50%、1年後PER23.3、2年後PER16.1、3年後PER11.5
・PER70 営業利益成長100%、1年後PER35、2年後PER18.4、3年後PER10.2

同じくより成長率が高い方が良いのだが現実問題利益2倍*3回を行える会社は少ないと思う
現実は100%60%40%30%位か、
50%でも年々40%30%20%位が現実かもとなると

・PER35 営業利益成長50%、1年後PER23.3、2年後PER16.66、3年後PER13.88(成長20%)
・PER70 営業利益成長100%、1年後PER35、2年後PER21.87、3年後PER15.6 (成長30%)

成長バリュエ―ション訂正を株価に加えると3年後

PER13.88(成長20%) → PER20、株価1.44倍
PER15.6 (成長30%) → PER25、株価1.6倍

となりこの株価倍率を上げるには、成長率減少度の抑制か株価が安くなり
PERが低くなったタイミングで購入となるのが良いかも
株価が安くなるのは見たままPER半分なら倍になるとの理論で省くが
成長率が継続した場合の株価水準も見て見る

・PER30 営業利益成長40%、1年後PER21.4、3年後PER10.9 → 株価2.75倍
・PER35 営業利益成長50%、1年後PER23.3、3年後PER10.3 → 株価3.39倍

なので安いところで株価を買うより、利益成長が継続して行く企業を
見つけて投資した方がより株価は上がり易いので、今後はそこに注力して行く

例えば継続するには売上も同程度成長して行かないといけないし
売上成長率下がっても利益率がその分上昇して行けば補えるので
そのようなポイントを確認していき10倍まで進めるシナリオが描けるかが
成長が長く継続できるかがポイントかな~
分かりやすく銘柄で言うと
ベイカレントやSHIFT、MonotaRoなどグレートグロース銘柄を見つけるイメージ
上記は時価総額が大きくても成長しているとの事でPER30倍を超えているので
こちらを目標にします
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逆イールド相場

2022年11月12日
先日CPI鈍化により大きくアメリカ国債金利が下落し、ドル円も大きく調整しました
こちらの定義によりエネルギー(特に石油)関係懸念はありますが、インフレは一先ず落ち着いたと判断します

そこで次のステージとして高金利で高止まる、逆イールド相場について考えます

逆イールド相場

※赤線 3カ月、緑線 20年、黄線 2年

まず定義については個人的な判断で短期金利3カ月、長期金利20年での逆イールドにしました
3カ月としたのはFRBのデータが1カ月の方が短い為です、また20年にしたのはTLTなどで個人的に指標に使っているためです

3カ月-20年で逆イールドが発生した日を初めとして終わりをこちらの記事を参照に3カ月金利下落が大きく下落した日にします
下落した日は恐らくなにかイベントがあったかもしれませんが、開始日は大よその目安にした方が良いかもしれません
調べると2007/8月9日にBNPパリバ・ショックがあった模様

また、データが2回と統計上では参考にならないレベルですが、論理的には説明は出来る為参考にします

期間は1回目が2000/7/22-2001/1/6、2回目は2006/8/7-2007/8/16となり
この期間の各業種を見てみます

・ドル円

逆イールドドル円

2000年の1回目は横ばいから後半上昇、2006年の2回目は上昇していって最後に高値から10%程下落
2007/8/16大きく動いてるけどBNPパリバ・ショックでの影響と思われる

また、逆イールド相場に入る前に大きく調整しております
1回目1カ月、3カ月前、2回目3カ月前
そして冒頭にあった先日のドル円大幅調整、3カ月を見ると2月頃に逆イールド相場となるのですが
FOMCの金利予想を見ると2/1 or 3/22で高止まり予想となっているので重なる部分があります

調整幅は2回ともおよそ10%なので135円位まではさげるかもしれません。

ロジック的に考えられるのはやはり金利上昇相場が終わる事への変化

・WTI原油
逆イールド原油

2000代は上がって下がって元に、2008年は下がって上がって元に
余り大きくは動かないと判断して良いんじゃないかな

・CPI/NAHB住宅

逆イールドCPI住宅

CPIは1回目・2回目共に安定、住宅も横ばいで安定

・個人貯蓄率/住宅ローン延滞率

逆イールド金融関係

個人貯蓄率は横ばいで良いとして、注目は住宅ローン延滞率です
ビジネスローン延滞率も似たような動きなのですが、
延滞率が1回目は上昇転換、2回目は上昇に拍車がかかってきました
ロジック的には金利が上昇して、適用金利見直しで支払い増が要因か
(クレジットローンに関しても1回目は同様だが2回目は横ばい)

・GOLD/20年国債価格(TLT)

逆イールド金国際価格

国債価格は2回目データのみ、金利上昇が終わり底打ちして上昇に見受けられますが終値87.14でほぼ横ばい
GOLDは1回目は下げ2回目は横ばいから少し上昇、終値77.63

・NASDAQ(QQQ)、生活必需品(XLP)

逆イールドテック必需

NASDAQ(QQQ)は1回目ご存じの通りテックバブルが弾けて大幅下落
2回目は利上げ相場18%近くの下落後反発し25%増、1回目も利上げ相場で4割下落後3カ月は反発してた
今回35%程下落で一時的反発可能性はありえそうだがタイミングは難しい

XLP1回目は4カ月前に底打ちし逆イールド開始~終了まで上昇していた
2回目も2カ月前くらいから上昇が加速、金利が高い時に有利なのか?
投資サイクル(下段)を見ても今後は生活必需品・ヘルスケアは強そう
ロジック的には過去は分からないが現在状況ではインフレが落ち着いて生活必需品の原料価格安定により
業績回復の可能性は大いにありえそう、大きくドル安になった場合は輸入で注意かも

・エネルギー/公共事業/金融

逆イールドエネルギー公共金融

エネルギーは1回目最初上がりその後横ばい、2回目は横ばいから後半上昇
う~ん分からない、現在で言えばOPECは良いとして、中国ロックダウン・SPR放出・ロシア制裁の3点を注視して
影響を見極めるしかない、放出止まって制裁・中国回復で上がらなかったら上がらないと判断

公共事業は投資サイクル(下段)を見てもこれから、インフレが収まったとなると
電力・ガス水道など公共系が安定するかも、原材料が上がる必需品系と似たようなロジックか
1回目2回目も最後は少し下げたが基本上昇傾向
逆イールド相場の4~5カ月前に底打ち傾向がありそう
2023/2-3月逆イールド開始と考えると9-10月が底打ち、、、ん?10月13日底打ちか?

最後に金融セクター、正直金融危機があるとパニック売りが出るので持ちたくないですが研究対象に
高金利相場と言う事で1回目・2回目共に上昇傾向です
ただ、終わった瞬間に下落がかなりキツイので要注意か
不動産も見てみましたがボラが不動産激しいですが同じような動きです
現在この2つはコロナ水準以下となり元気がなく、かなり警戒されております。
まあ、リーマンショックの不動産95→21、金融33→5を考えると警戒するよね・・

----------------まとめ--------------------
今から投資対象とするなら原料で苦戦していた必需品・公共事業か
ドル円は135円、もしかしたら120円タッチするかもしれないが
そもそも金利差が縮まったわけじゃないので戻る想定
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エネルギー銘柄一覧

2022年05月03日
ちょっとエネルギー銘柄上流の一覧を作成しておきます

CIVI 3Q:原油5割、ガス27%、ガス液22%、売上189,963、デリバ損36,224、利益40,659、デリバ負債92,784
CIVI 4Q:原油42%、ガス32%、ガス液26%、売上510,457、デリバ損73,103、利益163,700、デリバ負債219,804
CIVI 1Q:原油43%、ガス31%、ガス液26%、売上817,810、デリバ損295,493、利益91,639 、デリバ負債384,694
COP 3Q:原油、ガス、ガス液、売上11,616、デリバ損、利益2,379、デリバ負債2,625
COP 4Q:原油、ガス、ガス液、売上15,963、デリバ損、利益2,627、デリバ負債2,179
SWN 4Q:原油5、ガス82%、ガス液13、売上11,616、デリバ損(1,025)、利益2,361、デリバ負債944
SWN 1Q:原油5%、ガス81%、ガス液14%、売上2,943 、デリバ損3,927、利益(2,675)、デリバ負債3,940
CVX 4Q:原油、ガス、ガス液、売上45,861、デリバ損、利益5,055、デリバ負債
CVX 1Q:原油、ガス、ガス液、売上54,373、デリバ損、利益6,259、デリバ負債
XOM 4Q:原油、ガス、ガス液、売上84,965、デリバ損、利益8,870、デリバ負債
XOM 1Q:原油、ガス、ガス液、売上90,500、デリバ損、利益8,556、デリバ負債
OXY 3Q:原油、ガス、ガス液、売上6,815、デリバ損、利益828、デリバ負債
OXY 4Q:原油、ガス、ガス液、売上8,010、デリバ損、利益1,537、デリバ負債
DVN 4Q:原油、ガス、ガス液、売上4,273、デリバ損-22、利益1,506、デリバ負債1,131
DVN 1Q:原油、ガス、ガス液、売上3,812、デリバ損683、利益989、デリバ負債1,506
FANG 4Q:原油、ガス、ガス液、売上2,022、デリバ損47、利益1,002、デリバ負債174
FANG 1Q:原油、ガス、ガス液、売上2,408 、デリバ損552、利益779、デリバ負債339
CEIX 4Q:石炭、売上480,625、デリバ損(115,539)、利益117,323、デリバ負債
CEIX 1Q:石炭、売上358,529、デリバ損188,154、利益(4,450)、デリバ負債200,185
WTI 4Q:原油、ガス、ガス液、売上165,589、デリバ損(3,843)、利益48,904、デリバ負債
WTI 1Q:原油、ガス、ガス液、売上191,004、デリバ損79,997、利益(2,457)、デリバ負債210,022
EOG 4Q:原油69%、ガス18%、ガス液13%、売上6044、デリバ損(136)、利益1985、デリバ負債
EOG 1Q:原油73%、ガス14%、ガス液13%、売上3,983、デリバ損2,820、利益546、デリバ負債
EQT 4Q:原油%、ガス%、ガス液%、売上3,839,694、デリバ損(1,016,540)、利益1,802,554、デリバ負債
EQT 1Q:原油%、ガス%、ガス液%、売上(579,110)、デリバ損3,077,637、利益(1,514,583)、デリバ負債
AR 4Q:原油3%、ガス63%、ガス液34%、売上2,394,271、デリバ損(323,553)、利益901,385、デリバ負債559,851
AR 1Q:原油4%、ガス58%、ガス液38%、売上786,840、デリバ損1,011,380、利益(156,419)、デリバ負債311,005
CTRA 4Q:原油58%、ガス28%、ガス液14%、売上2,225、デリバ損(81)、利益939、デリバ負債
CTRA 1Q:原油54%、ガス34%、ガス液12%、売上1,679、デリバ損391、利益608、デリバ負債372
ARCH 4Q:冶金炭57%、一般炭43%、売上805、デリバ損(31)、利益226、デリバ負債
ARCH 1Q:冶金炭53%、一般炭47%、売上867、デリバ損15、利益271、デリバ負債
BTU 4Q:冶金炭47%、一般炭53%、売上1,264、デリバ損(148.9)、利益511、デリバ負債
BTU 1Q:冶金炭44%、一般炭56%、売上691.4、デリバ損301、利益(120)、デリバ負債481.7
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エネルギー三兄弟

2022年04月15日
主要3エネルギーについて今後の動きを考えをまとめてみます
3つとは原油・石炭・天然ガスになります。

まず、生産量は国内消費分も含める為、
制裁になるかは別としてロシアからの輸出量を見てみます

※JOGMECさん参照

ロシア輸出

石炭市場

発電エネルギー2019


●原油

輸出国ランキング(2020年 百万US$単位)
1.サウジアラビア94,120、2.ロシア83,200、3.アラブ首長国連邦57,251、4.米国50,286、5.カナダ47,731

ロシアは輸出では2位となり対外では影響力が大きいですが、
原油備蓄が日本は右肩上がりで240日近くあり、直近放出しております
大体各国平均で150日くらいと見込んでいて、生産量についてはアメリカがシェールで1位となっており
OPECと協力すれば対応できるのでは?と考えております。

生産量1日:アメリカ1647万バレル、サウジ1103万バレル、ロシア1066万バレル、カナダ513万バレル
生産量1年:アメリカ60億バレル、サウジ40億バレル、ロシア39億バレル、カナダ18億バレル

1トン ≒ 7.33バレル 

欧州2020年ロシアからの輸入:11970万トン
日本2020年ロシアからの輸入:590万トン
韓国2020年ロシアからの輸入:1460万トン

11970万*7.33 = 8.774億バレル
590万*7.33 = 4324万バレル
1460万*7.33 = 1億バレル

ふむ、中国外してざっくりで10億バレルほど他で賄う必要がありそう
アメリカやOPEC国で10%増産すれば供給まで備蓄もあるし一時的な混乱はありそうだが可能かも

ちなみに中国も制裁に加わった場合

中国2020年ロシアからの輸入:7530万トン
7530万*7.33 = 5.5億バレル

15%程増産になってしまい、供給までに備蓄品使い果たしてしまうかもしれません
ちょっと難しいかも、中国は制裁加われないですね

●天然ガス

輸出国ランキング(2020年 百万US$単位)
1.ロシア33,006、2.カタール20,480、3.米国18,672、4.ノルウェー12,132、5.ドイツ9,192

恐らくLNGも入れた金額?と思われますが輸出ではロシアが1位となっております
また、液化のLNG国家備蓄は日本は無いらしいです。

2020生産量1年:アメリカ9146億㎥、ロシア6385億㎥、イラン2508億㎥、中国1940億㎥カタール、カタール1713億㎥

欧州2020年ロシアからの輸入:1613万t
日本2020年ロシアからの輸入:651万t
韓国2020年ロシアからの輸入:220万t

1十億m3 ≒ 85.5万トン
0.1170億m3 ≒ 1万トン

1613万*0.1170億 = 188億㎥
651万*0.1170億 = 76億㎥
220万*0.1170億 = 25億㎥

世界全体の天然ガス輸入量(百万m3)
2019:中国131,608、日本105,255、ドイツ96,183、米国77,637

ガス制裁してもアメリカが3%生産増やせば対応できそう?
と、思えてしまうのですが重要な点が液化しなければいけないと言う点
液化する設備、輸出する港、輸入する港、天然ガスに戻す設備が必要になるので
生産増やせても単純に回す事が出来ないです。
ドイツが輸出量で上位にいますが、これは?ロシアからのガス含めて横流しみたいのですかね

欧州が話題に上がっていますが日本も結構やばい、サハリン計画も不安だが
国民負担も年間で兆超える可能性も。
とにかくパイプライン系はLNG切り替えになるまで時間がかかるので代替え案が必要そう

●石炭

輸出国ランキング(2020年 百万トン単位)
総合:1.オーストラリア370.23、2.インドネシア334.13、3.ロシア188.15、4.米国62.63
一般:1.インドネシア305.09、2.オーストラリア200.05、3.ロシア163.81、4.米国24.17

ロシアは輸出で3位と上記2つ比べては低いですがそれでも上位に入っています
ポイントは2019年はインドネシアが374.94、オーストラリア395.19となっていたのですが
パンデミックの影響で大幅に下げています

生産量1年:中国3,743Mトン、インド779Mトン、インドネシア551Mトン、アメリカ488Mトン、オーストラリア473Mトン

欧州2019年ロシアからの一般炭輸入:62.5Mt
日本2019年ロシアからの一般炭輸入:15.6Mt
韓国/台湾/香港2019年ロシアからの一般炭輸入:28.9Mt

生産量は中国が圧倒的に多いですがそれでも産業などで消費が多く更に輸入をしています
生産2位のインドも足らなくて輸入しています、インドネシアは消費が少なく輸出1~2位です
南アフリカ・コロンビアも輸出なかなかですね。

ロシアからの輸入を各国止めると100Mtは減りそうで
インドネシア・オーストラリア・アメリカ他で生産量6%増になるのですが
最大のポイントがコロナで生産量を激減させていたのが影響大です。

感覚なんですがロシア石炭のメインは発電用の一般炭なので一般炭輸出トップの
インドネシアが増産など動かないとカバーできなそう
また、中国・インドへの輸出をやめて欧州に持っていけば間に合いそうだが
2国が足りなくなるので問題が発生するかもと思ったが
主にコークス用かもしれないので余り影響ないかも

それでも比較的増産は少しは可能かもっていうか電力割合を見ても
石油発電割合は低くて天然ガスのカバーが出来なそうなので
一時的かもしれないが石炭発電で賄うしかないよね。

---------------------------------
まとめると石油と天然ガス・石炭は少し分けて考えても良いかも

石油は主に日用品やガソリンなど人々の暮らしに大きく影響する物なので
余り高く上げすぎてしまうと、選挙で勝てなくなったりもするので調整してきそう。

天然ガス・石炭は都市ガスやコークス用は置いといて主に発電用として使われ、
天然ガスが止まったら他から輸入するにもLNGプラントなど作らないといけないので
時間がかかり、それまでの代替え案として石炭発電量を増やすとの考えになりました。
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ウクライナの状況からの思考

2022年03月29日
ウクライナの状況が日本で起きた場合の
資産価値がどうなってしまうのか検討しました。

自国不動産 → × 攻撃にあうと復興や破損で価値が著しく低下
自国株式  → × 投資先の国内工場や経済が止まると著しく低下
自国債権  → × 債権先の国内工場や経済が止まると著しく低下
自国現金  → △ 為替レートを見るとそこまで変化なし、換金は出来そう
他国株式債権→ 〇 他国なのでリスクは無さそう、2国になるので確率は増え自国証券会社が無くなったら?
他国土地  → ◎ 2国分のリスクや自国との関係リスク、手間にはなるが、避難先にもなる
持運び資産 → 〇 他国に持ち運び出来そうだが検問などで押収の可能性もありそう
ネット資産 → ○ 他国で換金出来る資産なら非常に良さそう、だがそれ故にハッキングなどのリスク有

それより男は残るとしても妻・子供が避難するとなったらどうするんだろう
ウクライナみたいに陸地続きじゃないから、飛行機か船だろうけど
数がこなせないし狙われる可能性も高そう、制空権・制海権が無いと非常に難しい
また、避難先も韓国や台湾だったらそこまでリスクが変わらない、むしろリスクが上がる事も

現実的なのが同盟国のアメリカでグアム・ハワイなどに一部の人間のみ避難が濃厚
大多数が国内に残るとの考えです。

となると国内でも避難先を検討しても良いのかも、地震・噴火など他の要因で
避難する場合もあるので以前のセカンドハウス検討は実行しないといけないかなぁ
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天然ガス停止の影響

2022年03月13日
各国でロシアからの天然ガス停止を検討する可能性があり
その場合どのような影響が出るのかまとめてみます。

まず天然ガス・LNGが何に使われるかですが
ご存じ火力発電での主力燃料6割強と都市ガス3割強などでも使われています
ちなみにプロパンは石油ガス系になります。

最初に火力発電の天然ガス使用割合、次に天然ガスのロシア輸入割合を見て行きます

・日本

火力発電割合:75%、天然ガス発電割合:35%~40%、ロシア輸入割合:8.2%、ロシア輸入(パイプライン経由):37%
※殆どがLNGでパイプライン経由は少ない

・ドイツ

火力発電割合:40%弱、天然ガス発電割合:8.7%、ロシア輸入割合:不明、ロシア輸入(パイプライン経由):50%強
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